小児科・アレルギ-科について
漢方のこと
小児科・アレルギー科では、一般的な治療と併用し、内服できる場合には漢方薬を使うことがあります。慢性疾患や虚弱なお子さんの体質改善に有効なのですが、本当は急性期疾患にも大変有効で、腕のよい先生は急性期疾患にも目をみはる効果を上げられています。慢性疾患のお子さんは、他の治療法でゆきづまり是非何とかしたい、という思いがあれば、何とか本人が飲んでくれたり親が飲ませてくれます。乳幼児の便秘にも使いやすくて重宝しています。
アレルギ-科
アレルギー症状の基礎に冷え症や胃腸の虚弱、体力のなさのある人が多く漢方でも弱い部分を補い、基礎体力のアップをこころみます。しかし抗アレルギー剤や漢方内服、軟膏塗布などの薬物療法より大事なのは、食事、生活パターン、運動、ストレスの発散など日々の生活のありかただと思います。医者の不養生で、説得力にかけるけど大切な事はお伝えします。経皮毒の洗剤にも目を向けてオール石けん化をお勧めしています。親同士のつながりを作る場も大事です。料理教室は当院の栄養士が中心になり開催していますが、家族の交流の場となり少しの時間ですが助言や体験談を聞ける場になっています。栄養士が常勤でおりますので、外来診察終了後に食事のことを栄養士に相談出来ます。もっともっと診察室の外での本人やおかあさんへのフォローができる体制作りが必要です。
発達検査
非常勤の臨床心理士により、発達検査を行っています。発達検査の結果、いずれは専門機関(専門の病院やクリニックなど)に紹介するとしても予約待ちが長く、とりあえず療育開始が必要な場合には手続きの手助けはできます。今後もっと発達検査やの枠をふやしてゆきたいと思っています。発達の問題の診断やケアは需要と供給の差が激しいので、専門ではないクリニックでも何か役にたつことがないか、地域で役にたつことがあればもっともっとやっていきたいと思っています。
夢
1,保母さんスタッフがいたらいいな。
2,敷地内の空き地にお茶をのみながらおしゃべりできる場ができればいいな。遠いお店を紹介して、
アレルギー対応の食品などを買いに行ってもらっているので、少しはアレルギー対応の商品もお
いてあればいいな。無農薬野菜があればもっといいな。
3,畑の有効利用がしたいな。
4,自分自身では漢方の腕を上げたい。現状は恥ずかしいけれど、腕をあげ (来られるのはアレル
ギーが合併している方ですが)女性の冷え性や不定愁訴などもみれるようになりたい。
5,チーム医療を進めたい。
6,今は何となく余裕がなくできていない院外にむけた活動もいずれもっとできるようになりたい。