内科・循環器内科・小児科・アレルギ-科

食物アレルギー

【診断】

 食物アレルギーの診断は、問診(いつ・何を食べて・どんな症状?)、食事日誌、血液検査、皮膚の検査(プリックテスト、プリックプリックテスト)、食物経口負荷試験などによって行います。食物アレルギーは、血液や皮膚の検査だけで診断することはできず、何かを食べて症状が出たという事実と食物経口負荷試験が重要とされています。

【食物経口負荷試験】

その食物にアレルギーがあるかの診断だけでなく、もう食べられるようになったか(耐性ができたか)、今後(少しずつ)食べて試していく量の判断・決定のために食物経口負荷試験を行っています。

2019年は年間100 件近くの負荷試験を行いました。しかし、その後新型コロナウイルス感染症が流行した影響で、2022年後半期から2023年前半期は経口負荷試験を中止していました。病院の外にでて自家用車まで診察に行くことが多くなり、負荷をして緊急の症状がでた時の対応への懸念と、院内に滞在していただく時間を短縮したい思いがありました。新型コロナ感染症はなくなりませんが5類に移行したのを機に、2023年6月よりごく少人数での負荷試験を再開しています。

火曜日か金曜日の10時半の予約で午前中に行っています。(週に1人まで)